お久しぶりです。(約10ヶ月ぶりの投稿)
2022年もぼーっとしていたらもう12月。残り1ヶ月というところまで来てしまいました。朝に布団から出るのも辛い日も増えてきてとてもつらい。しかしその反面12月と言えば楽しいイベントも盛りだくさん。例えばボーナス。例えばクリスマス。
そしてアドベントカレンダー。
はい、今年アドベントカレンダーの季節がやってまいりました。泣いて笑って羨んで。そんな愉快で楽しいイベントの季節です。私は今年で3年連続3回目の参加となりますが、今回はその第一走者として企画の概要を超簡単にお話しさせていただければと思います。
アドベントカレンダーとは「12月1日~12月25日の25日間、みんなで毎日持ち回って特定のテーマに沿った記事を投稿しましょう」というもの。今回も私が参加しているのはgeekdaysのぜろさんが主催されている「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2022」。要は「今年買ったガジェット(定義は諸説あり)で一番『買ってよかった~』と思ったもの話をしようぜ!」というやつです。単純明快。
それではイベントの趣旨を説明したところで早速本題に入ろうかなと思います。「今年はこれ一択だなぁ」と即決できたほどに良かったガジェットについてです。ではどうぞ。
2022年のベストバイは「Nikon Z 7ll」
2022年のベストバイはNikonのミラーレス一眼カメラの「Z 7ll」です。「2022年はEマウントでいく」と言ったな。あれは嘘だ。
実は3月下旬あたりには買い換えていたのですが、あれよあれよとしている間に12月になってしまいました。つまり2022年は早い段階からZマウントの年だったということなんですね。
α7Rlllに大きな不満があったわけではないのですが、量販店でZ 7llのデモ機を触ったときに「やっぱり手に馴染むなぁ…(手が大きめなので深めのグリップが好き)」と思ってしまって翌日には新宿のカメラ屋さんに全てを下取りに出してZ 7llを購入していました。ちょっとしたことでも不満を隠して使い続けるのは道具にも失礼だからね、しょうがないね。
ただ早めに決断して買い換えた価値はあったなと思います。既に半年以上使っていることになりますが、いまだに使い心地でも撮れる画でも驚かせてくれるのは本当にすごいカメラだなと。みんなも買おう。
レンズ①:NIKKOR Z 24-70 f/2.8 S
レンズは2本とテレコンバーターを1つ購入しています。
まず1本目のレンズは「NIKKOR Z 24-70 f/2.8 S」
Nikon Zの大三元の一角、王道を征く標準域を担うレンズ・オブ・レンズ。いやホントにこれ1本でいいんじゃないかなと思うほどのバランスの良さ。どのマウントにも言えることだと思いますが、メーカー純正の大三元標準域を1本買っておけば大抵のものは楽しく撮れると思うんですよね…。それくらいバランスが良い。
写りはもちろん、レンズファンクションボタンやディスプレイ(焦点距離などのちょっとした情報を表示できる)があったりと拡張性もしっかりしていて、流石フラッグシップだなぁという感じ。
買って数枚撮った時点でAFの速さ正確さだったり、撮れる写真のきめ細やかさに驚きました。あと特に色味。それまで写真というのは大体「現像してやっと完成」というイメージ(下手なだけ)だったのですが、Z 7llは撮ってだしでも割りと好みの色味を出してくれるので、想定外の部分でこのカメラとレンズを買ってよかったなとなったのを覚えています。
望遠寄りでモノを撮ってみると、なんかテキトーでもいい感じになるのがすごい。ボケ方がキレイなんだよね。夏のキャンプでは景色や物、ポートレートも含めて本当に色々なものを撮ったのですが、だからこそこのレンズの守備範囲を強く実感することが出来ました。
広角寄りで撮ってみるとその場の空気ごと捉えることができる感じ。写真の端っこが粗くなったり歪んだりということもなく、撮りたいものを撮りたいように写してくれます。いろいろ諦めない欲張りな方に向いてるレンズかも。
あとはやっぱり大事なのは明るさ。大三元ということで、どの焦点距離でもf/2.8という良い感じの明るさを保ってくれます。なので夜景でも情報量を残してくれるし、現像する時もイメージしやすい。昼間はある程度絞って撮ることが多いですが、元が明るいに越したことはないのでやっぱ大三元っしょ。みんなも買おう。
レンズ②-1:NIKKOR Z 70-200 f/2.8 VR S
2本目のレンズは「NIKKOR Z 70-200 f/2.8 VR S」
これもまたNikon Zの大三元の一角、望遠域を担うリーサルウェポン。これがまた超楽しいレンズなんですよ。や、ほんまに。
確かに前述の24-70よりは使う場面が限られますが、やっぱり望遠レンズは「肉眼だと絶対に見ることができない未知のエリア」を切り取ってくれる。撮れる画がなにもかもが新鮮な感じになるんですよね。これが本当に楽しい。楽しすぎて「絶対24-70の方が良くない?」という場面でも無理矢理このレンズを持ち出してしまうことがあるくらい。このレンズ使ってるときは撮りながら「すげーすげー」しか言ってない気がする。
AFの速度も維持してくれるので動きの速いものも何のその。イルカのヌルヌルさとかもしっかり描写してくれています。遠い場所からもきっちり切り抜けるので近いうちにスポーツ観戦とかにも行きたいですね、相撲とか。
望遠レンズはこんな被写体をグッと引き立たせることが出来るのも楽しい部分。自分で「アレを撮るぞ」と選んで狭い範囲を切り取るので、あまり「偶然」がないのも個人的にはハマってしまう原因なのかなと思います。みんなも買おう。
レンズ②-2:Z TELECONVERTER TC-2.0x
そして最後はレンズではなくテレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-2.0x」
NIKKOR Z 70-200 f/2.8 VR Sに装着することで焦点距離を2倍にし「70-200mm」を「140-400mm」にしてくれるというマジックアイテム(明るさが少し落ちるというデメリットもありますが)。70-200にドはまりし「もっと…もっと遠くへ…」となった結果いつの間にか購入していました。
Z 7llに装着するとこんな感じ。レンズとボディの間に挟まるような位置にきます。追加装甲って感じで子供心をくすぐるぜ。70-200だけでも少し重めなのですが、テレコンバーターをつけるとまぁ、数十分撮るのが限界って感じなので、手持ちで撮るなら短期決戦向けですね。(三脚に頼れる状況なら甘えます)
ここまで焦点距離があるならカメラを向けたくなるのは「飛行機」と「月」。数万払うだけで被写体の選択肢がめちゃくちゃ増えるのだから、パフォーマンスを考えたら買わない手はない。確かに装着すると暗くなってしまうのですが、手振れ補正が強い分シャッタースピードを稼げるので実質ノーデメリット。あとはやっぱり体力と筋力次第。
「テレコンバーターを付けると著しくAF速度が落ちるぞ」という話をどこかで見たことがあるので、こういう動きモノを撮るのは厳しいかなと思ったのですが、流石Nikon流石純正というのか、暗い夜でも流し撮りをすることができました。あとは練習あるのみ。みんなも買って練習しよう。
いや、ボディもレンズもすごいクオリティでびっくり。実力がカメラとレンズに追いついてない感じがしてなんだか申し訳ない気分になってくる。
「Zマウントはレンズが少ないのが欠点」とは言われているけど、最近はサードパーティ含めどんどんラインナップが拡充されてきているのでそのへんも安心!みんなおいでよZマウント。(とりあえず24-70 f/2.8を買えばいいと思う)
まとめ:これは”強い”カメラだ
このカメラと出会ってもう9ヶ月弱も経っているのかと思うと、本当に時の流れが早いなぁと思います。
実はZ 7llを買ってからはアクセサリや三脚、防湿庫なんかもどんどん買ってしまって、その勢いのままレンズも早々に純正大三元をテンパってしまった感じに(ボディが良いとレンズもその他も良いものを揃えたくなる法則)。
来年の買い物が既に見えていてとても怖いですが、その反面そんな危険なカメラが2023年にどんな瞬間を残してくれるのかが今から非常に楽しみです。2023年もZマウントの時代じゃ!
何はともあれ、昼でも夜でも物撮りでも景色でも動きモノでも「時間も被写体も選ばず心地よく撮れる”強い”カメラ」。2022年を共に残した文句なしのベストバイでした。
オマケ:その他2022年に購入したものダイジェスト
もうちょっとだけ続くんじゃ。
本題は以上でオワリとなりますが、ここからはオマケとして「2022年内に購入したものでベストバイに選ばれなかったものたち」をダイジェスト的に紹介していこうと思います。(自分の中での2022年振り返りを兼ねて)
結構買ったのに一つもレビューできなかったのはちょっと悔しい気持ちもありますが、2023年はこの思いを糧にして頑張っていきたいですね。ではどうぞ。
SAMSUNG「Galaxy Z Flip3」
最近流行っているパカパカスマホ(友人と飲むとみんなパカパカしてるから流行ってるんだと思う)の縦折りのやつ。
「折る意味ある?」ってよく言われるけど、実際に使ってみると小さなバッグやポケットに入れやすかったりと結構好き。デザインもカワイイしね。あと会社の飲み会でネタになる。
今は家族が継承して使っています。
SONY「Xperia 5 lll」
Xperiaの強いシリーズの小さいほう(大きい方はXperia 1シリーズ)最近キャリアで流行っている「2年24円レンタル!」という施策で手に入れたやつ。
Xperiaはカメラが良いですよね。自然な色味と使いやすい焦点距離。写真をスマホまかせにしたくない方にはとてもオススメな機種。現行のXperia 5 lVは背面もマットになってデザインもピカイチだし、気になる方は量販店とかにGO。ただ気になる点としてはふとしたことでめちゃめちゃ端末がアチアチになる。
今は箱に戻されて家のどこかにいます。(カメラあるしね)
自作(自分で組んだとは言っていない)PC
初めて「パーツから色々自分で購入した」デスクトップPC。組む作業は友人にお願いしました。(ありがとうございました!)
BTOとかでよくある「CPUとグラボだけは強いけど、その他のパーツ(万人があんまり気にしない部分)はそこそこ!」という問題がなく、地味なパーツも結構強めにしたのでゲームもクリエイティブなことも大体サクサクで快適。
いずれは構成とかも記事にしたいですね。ベストバイには選ばなかったけど、使用頻度はコレが一番!
日産「NOTE AURA」
車です。新車です。これが一番高いです。
日産を代表するファミリーカーである「ノート」の上位グレード。「大きくない」「居住性がいい」「好きな顔」「予算に収まる」を考えたらコレが一番でした。エンタメ性を考えたらこれをベストバイにしたほうがいいかなとも思いましたが、そもそものテーマから逸脱してしまうし、何よりそこまで乗りこなせてないなぁというのが正直なところだったので外しました。
これもどこかで記事にしたい。
Nothing「Phone (1)」
背面「だけ」がなんかすごいスマホ。発表されたときはオタクの間で話題になった。
個性があるのは背面だけで、中身はその辺のスマホ以上に癖もなくて使いやすいし、その他も特に不満もない優等生でした。価格も高くないので「大きめ・軽め・安め」のスマホを探している方でこのデザインを許せる方には結構オススメ。会社の飲み会でネタになるよ。
今は箱に戻されて家のどこかにいます。(見慣れてしまうと面白味がない)
GoPro「HERO10 Black」
The アクションカメラ。
車を買ったということで友人から買い取らせていただいたもの。だったのですが車で使用することはあまりなく、普通に旅行先で歩きながら景色を撮影したりという使い方がほとんどになっています。
荷物にならない大きさでスマホじゃ撮れない画や動画が撮れるので、旅行好きの方はバッグに忍ばせておくと思わぬ思い出が生まれるかも。
SAMSUNG「Galaxy Z Fold3」
折りたためる高級Kindle。飲み会でのネタ。
Apple「iPhone 14 Plus」
いつもの。今年はProではない。
発表前は正直買う気がなかったのですが、好きなキャラクターの色が出てしまったのなら買うしかないよね。(刀使ノ巫女というアニメを見よう)
使い心地も何もかもが「いつものiPhone」。強いて言うならPro Maxサイズで重くないのはGood。
RICOH「GRlllx Urban Edition」
スマホより小さいのにAPS-Cサイズのセンサーを搭載するすごいコンデジ。サコッシュに入るサブカメラを探して悩んでいろいろ思案して選んだのですが、これは本当に正解でした。
細かなレビューは座して待たれよ。めちゃめちゃ気に入ってるので多分記事も書く。
こう見るとなんだかんだで今年も色々買ったんだなぁと我ながらしみじみ。他にもチマチマと買ってはいるのですが、ここにあげるかも悩むほどチマチマレベルなので省いています。(あとは完全に忘れているか)
来年は時間とやる気を見つけて「買ったら書く」を意識していきたいと思っているので、2023年も引き続きよろしくお願いいたします。(2022年内にまだブログを書くかもですが、せっかく振り返ったのでこのタイミングで)
そしてベストバイガジェット Advent Calendarは始まったばかり!明日以降も続きます!みんなの「好き」を座して待ちましょう!(一抜けした者の余裕)
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