表情豊かなデカい顔。Apple Apple Watch Series 7 レビュー。

表情豊かなデカい顔。Apple Apple Watch Series 7 レビュー。

2021年10月20日

デカいディスプレイは正義だと再確認。

先日の記事の通り、2021年9月のApple発表会で発表された製品の中でiPhone、iPadに続きApple Watchも購入しました。

iPhoneやiPadとは違って、Apple Watchのみ発表時に発売日と価格が公開されず「結構時間がかかるのかな」と思っていたのですが意外と早く登場しました。とはいえめちゃめちゃ早く初回出荷分がなくなったりと在庫量は潤沢には用意できなかったのかなと思います。

今回はディスプレイがデカくなって充電速度が速くなったくらいのアップデートで、新たな機能というものがなく「買い換えなくてもいいんじゃない?先代のSeries 6でもいいんじゃない?」と考えてる方々も多いのでは。

そういう私はSeries 6からの買い替えですが、個人的には「買い換えてよかったなぁ」と感じることができています。届いてから大体3日、その程度ではありますが使ってみた感想などお話しさせていただければと思います。



外観を見る

コレ可愛くて好き
付属バンドは開けてすらない(ブレイデッドソロループが良すぎるので)

外箱。Apple Watchはもうずっとこういう縦長な感じですね。Series 2くらいのステンレスモデルなど高級モデルで使われてた立方体っぽい外箱(ホントの高級時計みたいな箱)も好きだったのでいつか復活しないかなと密かに思っていたり。最近Appleさんは環境に気を使い始めたのでムズカシイとは思いますが。

Apple Watchの付属ケーブルもついにType-Cになりました。

Series7の高速充電を利用するにはこの新しめのType-Cケーブルが必要なようです。しっかりと付属品も強くしてくれるAppleさんは優しいね(Seires 6以前のモデルでは速度に変わりはないらしい)

余談ですがAppleが去年出したばかりのiPhoneとApple Watchを同時充電できるアクセサリ「デュアル充電パッド」というのがありますが、アレ、iPhone 13 ProはカメラユニットのせいでiPhoneが浮いちゃうし、Apple Watch Series 7の高速充電に対応してないらしいです。あのさぁ(その事実を知って購入をやめた人)

さて本体。やっぱり今回顔が良い。エウドクソスもびっくりのベゼルのちょうど良さ。

今回購入したのは45mmアルミニウムのGPSモデル。カラーは新色のスターライトにしました。

カラーについてはいつもシルバーを買っているのですが、今回はiPhoneはiPadと同じくシルバーがなくなり、スターライトという新しいカラーが追加されたのでそれを購入してみました。ぱっと見ではシルバーなのですが、よく見ると少しクリーム色っぽいというか温かみがある色になっています。個人的には今までのシルバーのが好み…。

まず目がいくのは顔の良さ、もといディスプレイの広さ。発表会でこの顔を見たときに即「買おう」ってなったのを覚えてます。広さゆえに画面端が微妙に湾曲しているのですが写真の通りほぼ気にならないのでOKです。

Series 4~6のディスプレイでも「これで十分かなぁ」と思っていたのですが、実際に大きくしてもらえると結構嬉しい。とはいえこれ以上ディスプレイが大きくなるとベゼルが細すぎる感じになってしまうのでこれからどう進化していくんだろうか。

左側面(スピーカー横の線はホコリ)
右側面

フレーム部分はほぼ変わらずといった感じ。見た目的な変更はディスプレイガラスの厚さ変更と左側面のスピーカーが大きめの一つにまとまったくらい。

それにしてもやっぱりこのまるまるデザインはイイ。Apple Watchは丸型文字盤に移行しない限りはこのデザインを継続してほしいですね、可愛くて好きなので。他のデバイスに続いてお堅い印象のカクカクフレームにはならないで欲しいです。もしSeries 8とかでカクカクになったらスルーするまである。

ディスプレイガラスはSeries 6以前より薄く見えるのですが、実は厚くなったらしいです。(その分頑丈になった)元々少しぶつけたくらいじゃ傷つかない程度には頑丈だったので、より気を遣わずに済みそうで助かります。

裏面はSeries 6から特に変更なし。センサーが増えたわけでもないので当然と言えば当然。

私はApple Watchの健康機能は心拍測定と消費カロリー計算しか使っていないのですが、よく考えると心電図とか血中酸素飽和度とかを気軽に測れてしまうのって普通に便利ですごいですよね。例のウイルスに感染して意識不明までいった父親が「血中酸素測れるの助かる~」と言っていて刺さる人には刺さるんだろうなと思いました。なるべくお世話にはなりたくないですが、Apple Watchくんに命を救われることもこの先あるのかもしれません。


Series6との比較

機能的にはSeries 6とあまり変わらないSeries 7ですが、見た目は結構違います。見た目がきっかけで購入した勢としてはこれだけでも買い換えてよかったなと感じていますが「どんな感じに違うの?」と気になる方もある程度いらっしゃると思うので実際に外観を比べていこうと思います。ご覧ください。

左:Series 7(スターライト) 右:Series 6(シルバー)

まず左側面。前述のとおりスピーカーが2穴から大きめの1穴になっています。スピーカー内部のアミアミが見えるようになってぱっと見で「ああ、これスピーカーか」と分かるようになったのでは。

Apple Watchでスピーカーを使うことは稀ですが、聴き比べてみると比較的深みのある解像感がある音を出せるようになったと感じました。(あくまでApple Watchとして。絶対的なレベルで見るとオモチャみたいなレベルです)

スターライトとシルバーの違いも写真の通り、並べてみるとスターライトの方が温かみのある色になっていることが分かると思います。こうしてみると「ゴールドっぽいのかな?」とも感じてしまうと思いますが、並んでいるからそう見えるだけで、単体で見るとほぼシルバーです。そのためシルバー目当ての方はスターライトを選んでしまってOK。

それでも私はシルバーの復活を願うばかりですが。

左:Series 7(スターライト) 右:Series 6(シルバー)

右側面。ここはほぼ変更なしですが、Series 7でディスプレイガラスの厚みが変更されたことによってデジタルクラウン(右の丸いの)がガラスにかからなくなっています。機能上変わりはありませんが、デザイン的にはスペースに余裕が出来てスッキリした印象になったと思います。

左:Series 7 右:Series 6

ディスプレイいっぱいを使う文字盤を表示するとディスプレイ差が顕著に。Series 6を使っていた時は「これで十分」と思っていましたがやっぱりSeries 7いいな!本体サイズはほぼそのままに顔だけデカいの本当に最高。

あと並べてみて気づいたのですが、Series 7の方がコントラストが強くメリハリのある描写ができていると感じました。人によって好みは分かれるところだと思いますが、個人的には一目で「あ、キレイ」と思うのはSeries 7かなと思います。

左:Series 7 右:Series 6

背景が黒地の文字盤にすると正直ほぼ変わりはないのかなと思います。確かにSeries 7の方が大きいのですが、突然どちらかを出されて「Series 6,7どっちだ!?3秒で答えて!」と言われたら答えられないと思う。

あとこの写真でも分かりやすいと思いますが、やはりSeries 7の方がコントラストが強く、黒がより黒く見えるのではないでしょうか。ディスプレイも結構変わったのかなぁ。

左:Series 7 右:Series 6

Series 7になって地味に助かっているのはこの部分。パスワードを入力する画面。

このように何かしらを入力するときは画面の大きさが操作のしやすさに直結するので、ミスタップなどもなく非常にGood。



3日間程使ってみた

そういうわけで届いてから3日間程使ってみました。デスクワークやお出かけなど一通りの日常を共にしたと思います。

まず感じたのは「基本的にSeries 6と動作の快適さに差はない」ということ。ディスプレイサイズが違うので視覚的な差はもちろんあるのですが、アプリの起動速度や健康測定など動作部分に差はありませんでした。

手首を下げているときなどの常時表示モード。これがSerie6よりも明るく見やすくなったらしいのですが、そのあたりも特に実感することは…。もっと暗闇で見るとまた違ってくるとは思うのですが。文明が栄えている場所に住んでいると暗闇ってそんなにないですよね。

頑丈さの進化についても実感できていないですが、ぶつけないことに越したことはないので引き続き気を付けて生活していきます。レビュー用にいろいろ試す度胸はないです。


強く感じたこと①:通知が見やすい!

Twitterが捗る

使っていて強く感じたことの一つとして「TwitterやLINEなどの通知がめちゃめちゃ見やすい」ということがありました。

ディスプレイが大きいので当然と言えば当然ですが、SNSをよく使う身としては「買い換えてよかった~!」と思った理由の一つです。LINEメッセージも手首でサクッと読めてしまうのが本当に良いぜ。

Series 7にしてiPhoneを触る時間が減った感じがします。表示できる情報量が多いので「すぐ反応すべきかしなくてもいいのか」をApple Watchでサクッと確認できてしまうんですよね。iPad miniの登場でただでさえ出番が減っているiPhoneくんが暇そうにしている時間が増えました。


強く感じたこと②:充電速度が速い!

開始時点 9:45 30%

これは発表当時から期待していたのですが、本当に充電速度は速いです。感動。

Series 6でも十分速いと思っていたのですが、実際に試してみるとはやはやのはや。寝るときに外している方はもちろん「Apple Watchを外すのはお風呂と就寝準備の時だけ!」という方も十分に生活サイクルに溶け込ませることができるレベル。恐ろしいぜ。

ということでどれくらい速いのか測ってみました。↑の写真がスタート時でバッテリーは30%。

そしてある程度のタイミングでの経過がこのような感じ。1時間弱で30%から100%まで充電することができました。

旅行となってくるとまだまだ運用を考えなければならない電池持ちだとは思いますが、普通の日常の中に溶け込ませるくらいなら困ることはないと思います。マジで。

注意点としてはこの速度を出すにはSeries 7であり、付属品始め新しめのType-Cケーブルを使う必要があります。普通のUSBケーブルでも充電はできると思いますがここまでの速度は出ないと思うので注意しましょう。



まとめ:いろんな意味で気を遣わずに済むようになった相棒

買い換えてよかったです。本当に。

ディスプレイが大きくなって、デザイン的にも良くなって、頑丈になって、充電速度もめちゃ速に。より多くの方々の生活に溶け込みやすいデバイスになったのではないかと思います。

確かにSeries 6から健康機能的な追加はないので、そっち目的の方はSeries 6を第一候補として考えてもOKだと思います。しかしそれでも個人的にはSeires 7を選ぶことでもっとApple Watchを好きになれるのではないかなと。

世間は一気に秋めいてきて、プライドエディション(虹色)のブレイデッドソロループが服に合わなくなってきました。ちょうどいいのでSeries 7にはレッドのブレイデッドソロループを装着して今日も一緒に過ごしていこうと思います。

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