今年はデカくて強いやつ。
今年も各種ガジェット類が収穫される季節ということで、私も林檎屋さんが出しているスマートフォンを購入しました。毎年恒例で正直マンネリ化してきたなぁと思っていたのですが、今年は思ったより良かった。
大きな変化があったわけじゃないけど細かい部分がグッと良くなっていて、日常的に寄りそうデバイスとして完成度が高まってました。そんな話。
買ったもの:iPhone 15 Pro Max
ということで今年のiPhone、iPhone 15 Pro Maxを購入しました。シリーズの中で一番デカくて強いやつ。
これまでPro/Pro Maxはサイズの違いしかなかったのですが、今回はサイズの他に望遠カメラの倍率が違ったりということがあるみたい(Proが3倍/Pro Maxが5倍)。例年通りチップの強さだったりも向上しているようですが、そこはよく分からないし実感できてないのが正直なところなので割愛。
正直カメラの強さもそこまで求めておらず、画面サイズが大きければOKだったので、発表されるまでは先代のiPhone 14シリーズと同じくPlusモデル(カメラ2つで画面サイズが大きなモデル)を買おうと思っていました。
しかしながらいざ発表されてみると、なんと今回のPlusモデルのカラバリにはオレンジやパープル、さらにはホワイトまでないという。正気か?(「今年はブルーがホワイト枠」みたいな話は聞くけどそういうことじゃないんですよ)
個人的にiPhoneに求めるのは自分に合ったスペック以上に「好みのカラー」をなので、今回はなかば「しょうがねぇな〜」と思いながらPro Maxを選ぶことに。(しかも予約戦争にも負けてしまい、必要もないストレージ512GBモデル…)
ただ届いてみるとやっぱPro Maxかっこいいわあん!という感じ。上品な白さとチタンと武骨さ(詳しくは後述)が合わさって高級感がすごいぜ。Pro Maxにしてよかった。
ディスプレイの大きさは6.7インチ。iPhone 14 Plusからの機種変更なので見慣れた大きさ。やっぱりこの大きさが良いよね。リフレッシュレートもPlusの60Hzから最大120Hzになりましたが、1時間も経てば目が慣れてありがたみがなくなりました。
画面上部のDynamic islandだけは今年が初見。寡黙なノッチと違ってムニムニと動きます(下記画像みたいに)。動く分「ノッチより目障りだなぁ」と思っていたのですが、慣れてくるとなんか健気で可愛く見えてきた。
新仕様。「チタンフレーム」と「アクションボタン」
今回のiPhoneのProシリーズにはカメラ以外にもいくつか新仕様があります。それは「チタンフレームの採用」と「アクションボタンの搭載」
過去直近のiPhoneのProモデルは超テッカテカで鏡のように光を反射するステンレスのフレームを採用していたのですが、今年はチタンフレームを採用したことで武骨な雰囲気になりました。個人的にはテカテカステンレスは傷も指紋も目立つ(ケース付けるんだけどね)しであんまり好きくなかったので、チタンになったのは嬉しい変更。微妙に見えるヘアライン模様も非常にCOOL。
重量についてもチタンフレームになったことで軽くなりました。iPhone 14 Pro Maxと比べると約20g軽くなったそうです。たった20gかよ!と私も思っていたのですが、コレが不思議なもので実際に持ってみると「確かに軽いぞ!?」とびっくり出来るくらいには軽くなりました。(まぁ数日で慣れちゃうんですが)
また、コレが一番「うおッ」となったのですが手触りがすごく気持ちいいです。フレームの材質というよりはデザイン変更になるのですが、フレームの角が丸まったこともあり、手触りがものすごく良くなってます。ずっとニギニギできるほど。ホントにすごいので家電量販店やAppleストアなどで展示機に是非触ってほしい。
そして音量ボタンのお隣(というより上?)にあったミュートスイッチがアクションボタンに置き換わりました。動作を自分でカスタマイズできるボタンで、これまで通りのミュートの適用/解除だったり、カメラの起動だったり、好きなアプリを起動するようにしたりと幅が広い。多くの方がカメラの起動(シャッターボタン兼ねる)を割り当てているんじゃないでしょうか。正直なところ私はそんなに使ってない。
ナウくてモダンでトレンディ。端子がUSB Type-Cに。
さようなら、Lightningケーブル。ということで端子についてUSB Type-Cになりました。ウレシイ~。これで君もナウいスマホだ!
USB Type-Cの中でもいろいろと仕様があってややこしいのですが、iPhone 15 Pro/Pro Maxについては最大10Gbpsで通信ができる仕様でこれまでのiPhoneと比べるとすんげ~速度で通信ができるようになりました。もちろんその速度に対応したケーブルが必要で、付属のケーブルでは速度が出ないので注意です。付属ケーブルはあくまでも充電用のケーブルってことですね。
端子の形とその速度のおかげでカメラと直接接続して、iPhoneに画像を転送したり、iPhone上で写真を現像したりと出先での撮影・現像・投稿のワークフローを簡易化できたのは一番ウレシイ変化かも。iPhoneはその辺のPCやモニタより画面綺麗だしね。
何はともあれ端子についてはありがとうApple。今更かよApple。という感じ。
幅が広いぞ。トリプルカメラの画角の構成。
カメラについてはこれまでのProモデルと同じく3カメラ構成なのですが、今年は先述の通りPro Maxに限っては望遠レンズの倍率が5倍と結構な倍率になりました。すごく被写体に寄った写真が撮れます。
超広角レンズや広角レンズについては去年と同様の画素数と倍率ですが、広角レンズは去年から4800万画素と結構な高画素になっているので、それ活かして画質劣化が少ないデジタルズームをすることが可能になっています。(3倍~も撮ることが出来るけど流石に画質が劣化する)
とはいえ、2倍やら5倍やらと言ってもイメージがつかないと思うので、同じ場所、同じ被写体を0.5倍~5倍で撮り比べてみたので見てみてください。
広い画からめちゃくちゃ寄った画までいける、非常に汎用性の高いカメラ構成になったと思います。2倍のデジタルズームについても画質の劣化が全然分からず気軽に使っていけそう。
強いて言うならばデジタルズームを除いた構成が0.5倍・1倍・5倍と、1倍と5倍の差がすごいことになっているので、もうちょっと間の倍率で綺麗に撮影したいナ~と思ってしまう時が結構あります。(そういう意味ではProの3倍望遠の方が使いやすいのかも)
カメラの細かなレビューについては後日別記事でも書こうと思っているので、詳しい感想はそっちで。
新たな装い、新たなカメラで長く遊べそうなiPhone。
近年「あまり変化がなくてつまらない」と言われているスマートフォンですが、今年のiPhoneは細かな部分での変化が多く、フレームの変更をはじめ「ここがあんまりな~」と思っていた部分を潰してくれたりとウレシイ変化あって結構楽しく使っています。14 Plusからの変更ということもあると思いますが。
ただ本格的に「あんまりな~」という部分がなくなってきたので、来年以降はどう変わるんだ?カメラがちょっと変わったくらいになるんじゃないのか?と思ってしまう自分もいて、もしかしたらiPhone 15 Pro Maxは久しぶりに2年以上使用する機種になるんじゃないかと感じています。
ただまだ購入して少しということもあり、これからドンドン印象が変わってくるかもしれません。カメラをはじめ、継続的な感想を書いていければいいなと考えているので、引き続きよろしくお願いします。
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